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CIGARS BANQUET kodama (株式会社こだま)
〒534-0022 大阪市都島区都島中通3-4-19
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パイプについて

■パイプの吸い方■パイプの構造と素材■パイプの種類■パイプ関連具■パイプの歴史
■パイプ葉たばこの特徴■メンテナンス

 

1.たばこを詰める

まずたばこをほぐし、3・4回に分けて詰めるようにする。
たばこは吸っていくうちにタンパーに押し固められていくので、最初は軽く、次第に硬めに詰めるようにする。
たばこの詰め具合は重要で、ゆる過ぎるとたばこが早く燃えすぎ、ボウルも熱くなりやすい。
また、固すぎると燃えづらくジュースが溜まりやすい。
そして、詰めたらボウルに手を乗せ、吸ってその引っ張る感触が均一であるか確かめ、片燃えを防ぐというのも手である。

パイプの口の所までたばこを詰めると焦げてしまうので、全体の8分目位を目安に詰めるようにする。
固さは葉巻位が良いようだが微妙で、感覚でつかむしかない。

 

2.火をつける

まず注意することは、均一に火をつけることである。
着火にはマッチ、またはライターの場合は普通のものだとトップを焦がすことがあるのでパイプ用のライターが良い。
オイルライターはオイル臭さが移ってしまうので避けたい。
手順は、まず表面かに火を付けたらまず表面に火を付けたら強めに2・3回吸う。
炭化したらタンパーで押さえ炭の層を作る。 再び着火して満遍なく火が付いたら完了。

 

3.吸い方
激しく吸うとボウルが焦げたり、舌に刺激を与えてしまうので、呼吸するように自然に吸う。
2・3回吸う毎に1回のペースで吹いてやるのが火を消さないコツである。
たばこが盛り上がってきたら吸いながらタンパーで平らにして煙量を調節する。もし消えたら平らにしてから再び火を付ける。
ジュースが溜まってしまったらマウスピースを下に向けてクリーナーで掃除する。

 

4.ブレイクイン
 新しいパイプの内壁はカーボンコーディングされているものと、黒く塗っただけのもの、また木肌そのままのものがある。
カーボンコーディングされている場合は問題ないが、そうでない場合は慣らしながら徐々にカーボンを付けてゆく必要があります。
その工程が、ブレイクインと言われます。
最初、たばこをボウルの2分の1から3分の1程度に少なく詰め、ゆっくりと最後まで吸いきる。 これを4・5回繰り返す。
そして徐々に詰める量を増やしていき、均一にカーボンが付くまで何回か吸う。
この際に、カーボンが付きやすくするために砂糖水や蜂蜜、ブランデーなどを塗ることを薦める人もいる。

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■パイプの構造

1.ボウル
 たばこを入れ火を付けるところで、パイプの顔である。
この部分の素材によってブライアーパイプやメシャムパイプ、クレイパイプなどとなる。 また、ボウルのグレインや仕上げ方法などで、それによって値段も変わってくる。 ボウルの厚みに関しては、薄いものは当然軽く吸いやすいが薄すぎると熱くなったり焦げやすくなる。
2.シャンク(ステム)
 ボウルとマウスピースをつなぐ部分のことをシャンクと言い、ボウルの状態によりこの形が丸かったり、 四画だったり、曲がっていたりと様々である。
3.マウスピース
 パイプの先端部分の口にくわえる部分。
素材はエボナイト製が多く、他に変色しにくく手入れが楽なアクリル系樹脂に特殊加工を加えたものが注目されている。 形状もテーパー、サドルなどの様々なものがあり、ボウルやシャンクの形状により変化する。
4.ダボ(テノン)
 マウスピースをシャンクに差し込む部分のことを言い、スムーズに挿入できるものでないとシャンクを傷つけたり折れやすくなるので、 取り付ける際には注意する必要がある。
5.ビット
 直接口にあたる部分で、エボナイトはソフトで口当たりは良いが、歯形が付きやすく穴が開くこともある。 アクリル系樹脂のマウスピースは口当たりが悪いとされていたが、最近のものは改良されてきた。
 

■素材によるパイプの名称
1.ブライアーパイプ [ BRYAR PIPE ]
 ブライアーとは学名をエリカ・アーボレイ(ERICA ARBOREA)といい、英語ではホワイト・ヒース(WHITEHEATH)、フランス語では ブリュイエール(bruyere)という植物の根で、地中海沿岸のギリシャ、 コルシカ島、南イタリー、サルジニア島、スペイン、アルジェリア等で採取される。
ワイン用ブドウの栽培のように、やせた土地で気候条件は夏に乾燥して、冬は温暖で雨が多いというような 条件の地域で50年近く経過したもののみパイプ用になる。 自生してるにものにしか瘤ができない。
まず採取された根は乾燥してひび割れしないように注意しながら保存し、切り分ける。
パイプ用に切られた後、樹液を採るために10~12時間もの間煮込まれる。十分に煮込まれたブライアーは乾燥され、工場に出荷される。

・木目による違い
1.ストレート・グレイン
下から上に真っ直ぐ木目が伸びているもので、密で均等に走っているものほど高価。
最上級をシルキーグレインと呼ぶ。
2.バーズ・アイ
鳥の目のように円形の木目で、ストレート・グレインを垂直に切ると現れ、バーズ・アイがかたまっているものを
バーズ・ネスト(鳥の巣)と呼ぶ。その目が細かいほど高価。
3.クロス・グレイン
上に向かってではなく、横に向かって木目が走っているもので、ストレート・グレインをバーズ・アイが
挟むような形で作られ、ホルムと木目の調和を表現する。

・仕上げ法による違い

1.スムーズ仕上げ
ブライアーの表面を磨き上げ光沢を持たせたポリッシュ仕上げと、艶を消したマット仕上げがある。
2. サンドブラスト仕上げ
ガラスビーズと呼ばれる非常に細かいガラスの砂を高速で吹き付けることで、木目の柔らかいところを削り、
固いところがちょうどクルミのカラのように残る仕上げ法。
3.ラスティック
手彫りの荒仕上、1980年代以後イタリアの作家が高級品の位置まで引き上げた。

2.メシャムパイプ [ MEERSCHAUM PIPE ]
 メシャムとはドイツ語でMEER(海)SCHAUM(泡)の意味で、日本では海泡石と呼ばれている。
実際は陸地から掘り出されるマグネシウムの一種で、未だによく分かっていないが海底の貝類が 何百年も経て変化したものであると言われている。 使い込むうちに乳白色から茶褐色に変色していく。細工のしやすい素材であり、人物の顔や動物などの細かい彫刻が施されたものが多い。

3.クレイパイプ [ CLAY PIPE ]
 素焼きで、粘土でできているため壊れやすく、熱くなりやすいクレイパイプはブライアーパイプの出現により姿を消した。 現在ではオランダなどでしか製造されていない。クレイパイプも素焼きであるためクールなスモーキングができる。 今でも愛好家が吸っていたり、鑑賞用として売られている。

5.コーンパイプ [ CORN PIPE ]
 正式にはコーン・コブ・パイプといい、パイプ用に改良した大きく硬いトウモロコシの穂軸を乾燥して加工したもである。 アメリカのミズーリ州、ワシントンで生産され、このほかにトウモロコシの香りが感じられるこのパイプはマッカーサーが 愛用したことで日本でもよく知られている。 また、とても安価であるため消耗品として使用される。長い使用には向いていない。

6.水パイプ
 吸い口のついた容器(主にガラス製)に水などを入れて使う。
たばこの煙はいったん水の中に入るため、ヤニ取りと冷却効果が得られ、とてもクールなスモーキングができるが、 味わいもソフトになるため愛煙家には物足りなく感じる可能性がある。
この方式を取り入れた使い捨てホルダーもある。現在、トルコ、中近東、インドなどで多く見られる。

その他に、オリーブパイプ、陶製パイプ、金属製パイプなどがある。

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■パイプの種類(基本的なクラシックシェープ)

ビリアード
ブライアーパイプの基本的シェイプである。 平凡で無難なパイプであるところから万人向きと言われる。
パネル
スクエアとも呼ばれ、ボウルは四角い柱形であるが、角は丸みを持って落としている。 アールデコ時代に生まれたシェイプと言われる。
プリンス
ボウルはアップルを低くした格好で、マウスピースはストレートとスライトリーベント(ごく軽いハーフベント)がある。 英国の皇太子が命名したとか、愛用したとかの伝説がある。
スクワットブルドッグ
ローデシアンのボウルが更にスクアット(縮む、しゃがむ)したもので、ボウルはそろばん玉に似ている。
チャーチワーデン
緩くベントしたマウスピースは20センチ以上に及ぶものもあり、クレイパイプに似た優雅な姿をしている。
チムニー
煙突という意味で、その名の通りボウル部分がとても長い。 ボウルの長さが半分くらいのハーフチムニーもある。
ズル
ボウルはダブリンに少し似ているが、全体に前傾し、ボウルからシャンクにかけて緩やかにベントしている。 マウスピースはオーバル(楕円)形。
ブルカップ
アップルに似たボウルでやや小型。 ブルドックの変形である。
ブランデーグラス
ボウルは文字通りブランデーグラス形で、シャンク。 マウスピースはオーバル形である。
ベルジ
ベルギー人という意味で、ベルギーで多く作られていたためそう呼ばれるようになった。 ボウルははっきりと前傾しており、クレイパイプの形からきている。
ローデシアンベント
ボウルはブルドックより低く、ラインを掘り込んだ張り出しはブルドックより大きい。 ブルドック同様力強いシェイプである。
ロバット
ビリアードのシャンクを長くした形(カナディアンより短い)で、マウスピースはごく短いサドル形である。
カナディアン
ビリアード形のシャンク部分をうんと長くしたもので、シャンク、マウスピースはオーバル形である。
ベント
シャンクとマウスピースが曲げてあるもので、曲げてある角度によりフルベント、ベント、ハーフベントなどに分けられる。
ポッカー
セッター(テーブルにボウルが垂直に置くことができるもの)とも呼ばれており、ボウルは臼に似た円筒形である。 米国のコーンパイプがヒントともいわれる。
ウッドストック
形状はビリアードのボウル部分を少し前傾させたような感じで、ハーフベントである。
ブルドッグ
ボウルに2本または1本のラインが掘り込まれ、シャンクには鋭いエッジを立てた力強いシェイプである。 マウスピースはサドル形が多い。
リバプール
ビリアード形のシャンク部分を長くしているが、カナディアンよりは短い。 シャンク、マウスピースは丸い。
ベントアップル
ベントのボウル部分をアップル形にしたもの。
オームポール
フルベント形でボウルにふくらみが無い。 ポール小父さんという愛称。
アップル
ボウルがりんご形の丸みを持つシェイプで、やや小ぶりのものが多い。
ダブリン
ボウルトップが少し広がっているもので、スマートな感じのシェイプ。 1870年代に作られ、クラシックシェイプの中でも古いシェイプである。
ブルムース
見た目通りローデシアンと似ているが、シャンクからマウスピースにかけての角がとれて、丸くなったもの。
   

 

シガーを楽しむ際にシガーカッターやシガーライターが必要なように、
パイプを楽しむ際にも、あれば便利なものがいくつかある。 いろんな道具がひとつになって重宝するコンパニオンや
吸い終わった後のパイプのメンテナンスに必要なパイプクリーナー、ボウル内に付着した余分なカーボンを取り除く
リーマーなど、それぞれ様々な形のものがある。
コンパニオン
■コンパニオン
いろいろな道具がコンパクトになったもので、ピック(喫煙時に空気の通りをよくしたり、残ったたばこを掻き出すもの)やタンパー(たばこを押し固めるもの) 、ナイフ(リーマーのように使用する) などがついている。
喫煙の際にあると、とても便利である。
パイプクリーナー
■パイプクリーナー

モールともいい、喫煙中の余分な水分や不純物を取り除く為に必要なものである。
リーマー
■リーマー

喫煙をしていくと、次第にボウル内壁にカーボンが付着する。 カーボンはボウルを熱から守り、味をまろやかにするが、厚くなりすぎるとボウルが割れる可能性があるため削る必要がある。 厚さは1.5㎜~2.0㎜位が適当で、リーマーは余分なところを取り除くのに使用する。
パイプポーチ・パイプグローブ
■パイプポーチ・パイプグローブ
パイプポーチはパイプを入れるためのポーチで革製のものが多く、たばこも入るものが多い。
パイプグローブはパイプのみを入れるタイプで、革やビニール製の巾着のようなものが多い。
たばこジャー
■たばこジャー
パイプ用葉たばこが乾燥しないように容器に加湿器が付いていて、ある程度たばこの保存ができるようになっているもので、
陶製、木製などが多い。
大きさなども様々で、各自の喫煙量によって選び分ける。
 

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■アメリカ先住民とパイプ

 初期のパイプについて見てみると、メキシコの古代王国「タラスコ王国」の文献に脚の付いたパイプによる喫煙が描かれており、 神官がたばこの袋を背負っている様子も見られる。 また、アステカでも同様に神官がたばこ袋を背負っている様子が記されており、そこからたばこは霊草と考えられ、 パイプは清めの道具として使われていたと考えられる。

 ロッキー山脈東側の高原地帯でも先住民の間で広く用いられていた儀式用のパイプ「カルメット(平和のパイプ)」が見つかっている。
カルメットは儀式用のパイプで、やはりパイプは宗教的な儀式の道具として始まったようである。アメリカ先住民について述べると、石・粘土・木などを使った不燃性・難燃性のパイプによる喫煙は、主としてアメリカの先住民の喫煙様式であった。

 また、北米のパイプにもいくつかのタイプがあり、最も原始的と思われる古いストレートなチューブ状パイプは、アメリカ南西部や太平洋岸地方遺跡から出土している。 一方、様々な形をしたL字形パイプがロッキー山麓以東のアメリカ全域に広がっており、その中にはカルメットのほか、精巧な彫刻を施した芸術的なものもある。

 このように北米のパイプ出土地域は、おおむね二コチアナ・ルスチカの生息地域と重なり合い、二コチアナ・タバクムは生息していなかった。 それは偶然ではなく喫味が強く、乾燥すると細かい破片になりやすい二コチアナ・ルスチカは何かに詰めて用いる必要があったためではないかと考えられる。

■ヨーロッパにおけるパイプ

 地中海諸国はシガーとシガレットを用いてきた先住民から学んだためこの方法が流行したが、 イギリス人はアメリカ北部、または東部のパイプを用いる先住民と接触したため、イギリスではパイプスモーキングが流行した。 そして、医療の目的としてパイプスモーキングがイギリスで盛んになるが、次第に流行していき 1600年以前には男性のたしなみにさえなっていた。

 そしてパイプスモーキングは16世紀の初めには北アメリカの大西洋岸に到着した船乗りによってオランダにも伝わった。
また、オランダで使用されたパイプはイギリスと同じようにクレイパイプであった。 クレイパイプはイギリスでは16世紀後半、オランダでは17世紀前半に製造が始まっており、ギルドが結成された。 そして、イギリス、オランダによってハンブルグ、ノルウェー、デンマークなどに伝えられていき、 30年戦争が勃発したことによりパイプの習慣がヨーロッパ一円に飛躍的に拡散していった。

 18世紀になるとハンガリーでメシャム(海泡石)のパイプが作られるようになり、現在パイプの主流であるブライアーパイプは1850年頃コルシカ島で作られ始めた。17世紀の初頭には、たばこはイギリス人やヴェネチア人によってロシア、地中海を抜けてトルコ、シリア、レバノン、イスラエルなどに伝えられて、それは水パイプという形式で用いられ、中国などでも使われるようになる。 水パイプには色々な説がり、大麻を吸うのに使用したパイプを転用したという説、そうではなく二コチアナ・ルスチカのような質の良くないたばこをマイルドにし、吸いやすくするために作られたという説などがある。 また、中国のアヘンとの関係も興味深い。

 18世紀末頃になるとヨーロッパでのパイプたばこはスナッフたばこに押され、そのシェアは小さくなっていった。
しかし、19世紀に入り、ナポレオンの時代を過ぎた頃から次第に巻き返し、そのシェアも貴族とパイプを好んでいた市民階級が主張してきたという背景によって伸びてきた。 そして、20世紀半ばには、紙巻きたばこの発ガンの危険性から煙を吸い込まないパイプたばこが一時流行した。 また今日シガーブームと言われるアメリカでパイプたばこの需要が次第に伸びてきているように、パイプたばこが次第に隆盛してきているようである。

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■葉たばこの名称とその特徴

1.バージニア葉(黄色葉)
 たばこ製品の中核をなす原料葉たばこで、収穫後、薪やガスなどの燃料を使った風火力で乾燥させ、
黄色からオレンジ色に色を固定して仕上げられる。 手に取ると持ちごたえがあり、張り、弾力のあるしっとりとした感じで、甘臭味のある香気を伴い、喫味は甘臭の中にコクのある深い味わいがある。

寒冷地を除く世界75カ国以上の国々で生産されるが、国際市場に通用する品質、価格と供給の安定性を備えたものは一部の国のものに限られる。 その主な国は米国、ブラジル、アルゼンチン、カナダ、タイ、インド、フィリピンなどで、 日本では茨城、新潟以西の各県で栽培され、主産地は四国、九州である。

 産地や着葉位置、更に生産年度の天候などによって、その外観とともに質、量、香り、喫味にも微妙な違いがある。 最も良質のものは米国バージニア州からノースカロライナ州にかけての丘陵地帯に産出するもので、 ものによっては特別な処理や香料を添加せずとも十分に喫煙できるほどである。


2.バーレー葉
 収穫後、日陰で十分時間をかけて褐色に干し上げられる空気乾燥葉の代表的な種類で、バージニア葉についで重要な葉たばこである。
1864年、オハイオ州で耕作されていた肉厚、濃褐色の空気乾燥葉から得られた突然変異株で、中肉から薄肉、 淡褐色から褐色に仕上がるように育種改良されてきたものである。バーレーの名の由来は、初期の栽培者の名前ともいわれるが定かではない。

 良質のものは均一な褐色をし、薄肉で軽く、ポーラス(多孔質) で膨嵩性に富み、チョコレートのような芳香を伴う。 喫味はバーレーキックと呼ばれるのどに独特の刺激を与え、豊富な煙量の割には香味は薄く、糖臭感はない。
バーレー葉の最大の特徴である香料着性のよさから、自重の何倍ものココア、リコリスシュガー、糖類など、 ケーシングソースとして添加し加熱処理することでブレンドタイプのたばこ製品には無くてはならない原料素材となっている。

 ケンタッキー州を中心とした米国が主産国で、メキシコ、ガテマラ、ブラジル、イタリア、ギリシャ、韓国、マラウイ産のものが世界市場で取引されている。 日本では東北地方を中心に生産されている。


3.オリエント葉
 トルコ葉とも呼ばれ、他の主要な葉たばこと同じ二コチアナ・タバクム種に属してはいるものの、日射量が多く雨の少ないやせ地の
環境で変異し、外観は似ても似つかぬものとなっている。
最大の特徴は葉の大きさで、普通の長さは15cmくらいしかなく葉の真ん中を走る中骨と呼ばれる葉脈も細く、 ニコチン含有量も少ない。燃焼させると糖臭を伴う独特の優雅な香気を発する。 それは雨が少なく強い日差しの中で成長するので、蒸散を防ぐため葉面に細かい柔毛を発達さるとともに、多量の樹脂を分泌させた結果である。

 乾燥は日干乾燥で天日にさらして急速に乾燥させたあと、堆積醗酵させて芳香を増強させている。 色は均一とは言えず黄色から濃いオレンジ色、赤褐色まで様々で、一部には緑色を帯びたものまである。
トルコ、ギリシャを中心に旧ユーゴスラビア、ブルガリアなどの地中海沿岸で生産されるが、最も生産性の高いロシア南部のものは 品質に問題があって国際市場には出回っていない。トルコのイズミール葉、ブルサ葉、ギリシャのバスマ葉、カバクラク葉などが有名である。


4.葉巻葉
 葉巻用の原料葉たばこで、まれにパイプたばこ、シガレットにもブレンドされる。 産地によって特徴のある喫味を有するが、共通するのはその独特の醗酵臭である。 これは収穫後バーレー葉のように空気乾燥させ、堆積蔵置し人為的に醗酵させることによる。

葉巻はフィラー、バインダー、ラッパーで構成されそれぞれに耕作方法、乾燥、醗酵程度等に違いがある。
パイプたばこに使用されのはフィラータイプの葉たばこである。 フィラーは見た目よりも燃えがよく、ふくらみのある煙量豊かなものが望まれ、畑で十分熟成された後収穫し、乾燥して醗酵させる。


5.暗色日干葉
 この葉たばこは畑で芯止めを深くし、収穫葉数を標準20余枚の半分近く12枚前後に抑え、肉厚に育てた後、 生木を燃やして出る熱と煙で燻しながら乾燥させて仕上げたものである。 そのため色は黒光りしており、強い燻臭を伴った重厚感のある葉たばこである。

喫味はスモーキーな芳香に、強いコク、旨味があり、パイプたばこには銘柄によって少量ブレンドされ、香味を引き締める働きをしている。
アフリカ西海岸が最も有名で、ほかにマラウイ島、米国、ポーランド、イタリアなどで生産されている。


6.ラタキア葉
 本来オリエント葉ではあるが、一枚一枚収穫することなく幹のまま刈り取り天日で干された後、暗色日干葉同様、密閉された土蔵の中で燻されて作られる。 非常に燻臭が強く、オリエント葉同様、葉から分泌された樹脂による酸甘臭味のある独特の芳香はパイプたばこへの少量のブレンドでも十分効果を発揮する。

たばこ製品への香料添加を厳しく制限している英国では香料に代わってパイプたばこへのブレンドが盛んでイギリスタイプと言われ、 この特徴ある香りをラタキーと呼んでいる。 地中海に面したシリア、キプロスなどが主産地である。


7.ぺリック葉
 米国がまだ植民地であった頃、アメリカインディアンが行っていた加工法を入植したフランス人が改良して今日の製品になったといわれている。 収穫された葉たばこは、しおれる程度に乾燥され、そのまま樽に漬け込み加圧される。 流れ出る汁は集められて再び樽に戻され、たばこが黒変するまで加圧醗酵させる言わばたばこの漬物である。

仕上がりはやや青みを帯びた黒色で、アンモニア臭を伴う甘酸っぱい芳香があり、手にべたつく程水分が高い。 パイプたばこに少量ブレンドすると全体の香味を引き締める効果が大きい。 用途はパイプたばこに限られ、生産地も米国ルイジアナ州のミシシッピー川三角デルタ地帯に限定され、需要も少なく製造は1,2社だけである。


8.在来葉
 国際商品として世界市場に流通している葉たばこの他、各国各地で耕作されている土着の葉たばこがある。 ほとんどが空気乾燥葉でニコチン含有量は少なめ、喫煙素材としてのキャラクターは弱い。 燃焼性のよさと高い膨嵩性から嵩増し用に使われることが多い。

米国のメリーランド葉のほか、イタリア、中国など各国にあるが、いずれも用途はローカルなものである。 日本はたばこ伝来以来、刻みたばこの原料として名を残す国分、水府、指宿、遠州、阿波、松川、南部など、 それぞれ特徴のある葉たばこが生産されてきたが、ごく一部を残して生産は年々減っている。

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■パイプのメンテナンス

1.ボウルの掃除
吸い終わり、パイプが完全に冷めたらピックなどで灰や残ったたばこを掻き出す。
このとき、ボウルは木でできているので慎重に傷をつけないように行う。

2.煙道の掃除
パイプが冷めたらマウスピースを回しながらはずす。
十分冷める前に外そうとすると熱により膨張していくため外れにくく、無理に外そうとするとダボが折れたり
シャンクを傷つける可能性がある。
そして、パイプクリーナーを使いクリーニングするわけだが、フィルターがある場合取り除いてティッシュ等で拭く。

3.カーボンの手入れ
カーボンの厚さが厚すぎると膨張率の差によりボウルが割れることがあるので
カーボンの暑さを調節しなければならない。
その厚さは1.5~2.0㎜位でリーマーを使って均等に削るように心がける。

4.パイプ磨き
パイプ磨き用のワックスなどを使ってパイプ全体を磨く。
これにより手垢などによるくすみを取り除き、美しさを保つことができる。

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